Nene Yamaguchi
＜出身校＞
根上中学校、小松商業高校
高校の先生からの紹介で東振精機のことを知った山口さんは、会社訪問の際に社員同士の仲が良い職場の明るさにひかれたという。面接では元気に笑顔で受け答えすることを意識して採用となった。周囲の上司や同僚に対して、何でも相談しやすい雰囲気があることに働きやすさを感じている。
勤務する粟生第二工場では、円すい形の部品を製造する部署に所属し、目視や計測による製品の検査を担当している。丁寧な作業でミスを減らすことを心がけ、知識や経験の少ない分は職場の先輩にすぐ尋ねるようにしている。最近はアドバイスを元に、自分でも考えながら作業を進められるようになり、成長できている実感がある。
休日は、もっぱら趣味のカフェめぐりや飲食店の食べ歩きに出かけていて、地元に美味しい飲食店が多いことがうれしいという。住み慣れたふるさとの能美市で、仕事もプライベートも満喫している。
1956年に円筒ローラーを製造する企業として設立。その後は円すいローラーや球面ローラーなどにも品種を拡大し、より高精度な製品をつくるために、グループ企業の東振テクニカルで「心なし研削盤」を開発するなど、ローラー専門メーカーとして高品質なものづくりを追求しながら、海外にも積極的に事業展開しています。
若手社員の約9割が入社の理由を「社風の良さ」としているように、仕事をしやすい環境づくりにもこだわり続けています。社外の人々とも交流する新人研修や資格試験の受験補助で社員の成長を後押しするほか、産業保健師を常駐させるなどの取り組みを通じて、社員とその家族の健康もサポート。経済産業省が認定する「健康経営優良法人」の中小規模法人部門（ブライト500）に3年連続で選ばれています。
