Ryuuya Sakata
溶接の授業が楽しく、在学中に取得した溶接の資格を活かせる就職先を探していた高校生の時、学校に貼り出されていた求人票で偶然見つけた理想の会社。ものづくりに携われることがうれしく、有名な建物をたくさん手掛けているのも魅力に感じたという。
入社後は、高層ビルや大型施設の骨組みとなる巨大な柱の溶接を行う坂田さん。「自分が溶接した鉄骨が実際に現場で建てられているのを見た時、この仕事のやりがいの大きさを実感しました」と熱く語る。技術開発を行う自社の試験室では鉄の組織を調べる研究にも取り組み、知識と技術を磨いている。
社員が多すぎないちょうど良いアットホームな会社で、みんなで和気あいあいと会話が弾む雰囲気を心地良く感じているそう。資格取得の試験や、ワンランク上の工程にも意欲があればどんどんチャレンジさせてもらえるのもうれしく、仕事にもますます力が入る。
1918年に創業し、ビルの骨組みなどの鉄骨製作を手掛け続け、2018年に創業100周年を迎えました。現在、能美市の本社工場のほか、栃木市に関東工場、東京事務所を構えています。「日本最強のファブ（製造工場）」を目標に掲げ、培ってきた確かな知識や技術は、日本を代表するスーパーゼネコンからの信頼も厚く、これまでに東京駅や虎ノ門ヒルズ、世界的なスポーツ大会会場など都心の長高層ビルや商業施設、公共施設に鉄骨を供給しています。業界に先駆けてフレックスタイム制を導入するなど、働きやすい職場づくりにも積極的です。
