公開日 2019年12月13日
ナイロン、ポリエステル等の合繊織物染色整理加工でプリント素材や高機能商品を手掛けるテックワン株式会社。新しい素材に色、デザイン、機能を掛け算して世の中をワクワクさせる生地を考え出す開発の仕事を担当している北川さん。大学で専攻していた科学の知識を生かしてファッションに関わりたいと入社。当時のゲンバは男性の職場。素材は大きくて重く、時に背丈を超えるものもあった。それでも持ち前の明るさで頑張り、積極的にゲンバと関わってきた。笑顔を絶やさない姿は昔堅気の職人たちにも認められ、今では繊維の最先端を生み出す一員として立派に仕事を成し遂げている。
テックワン㈱は1962年、ナイロン・ポリエステル織物のプリント、染色加工からスタートし、 小さな大企業を合言葉に「技術力世界一」を目標に歩んできました。2001年に高機能フィルムとラミネート加工を立ち上げ、2009年にはインクジェットマシンの増設により、プリント事業の大増強を図り、世界的な繊維加工企業としての存在感を高めています。会社を支えるのは人であることを基本と考え、人材の育成に加え、社員の結束を何にもまして優先しています。